愛恵保育園にしあらいでお預かりする子どもたちは0歳~5歳と幼い子どもたちです。
この時期の子どもたちは、その後の人生に大きく影響する、とても重要な成長をしていきます。
小さい頃の記憶は薄れて分からなくなってしまうものですが、確実に子どもの無意識に蓄積され、大人になっても行動を左右する大きな要因となっていきます。
私は子どもたちに自分らしさを持ち合わせつつ、前向きで幸せ感を持った人生を歩んでもらいたいと願っています。
その為にも、園で目標に掲げる4点を育む保育を目指しています。
・自分の心を支える自信や信頼感となる自己肯定感
・周りの人々や自分の所属する社会を信頼できる他者への肯定感
・自分のことは自分のこととして捉え、逃げずに自分でやろうとする自立心
・人生を支える健全な心身を育てるための生活習慣
人間は自信を持ち、自分を好きになれれば、充実感や幸せを感じることができ、周りの人々が信頼できれば心が安心で生きやすくなります。
また、自立して自分のことが出来れば自信や肯定感を持つことができ、健康な心身は個性を発揮させてくれるでしょう。
この時期は身体の基礎が発達するのはもちろんですが、人の愛情や人間としての信頼感の基礎を作り、人間関係を学ぶことが大切です。
これらは私たちが子どもたちに身につけてもらいたいと願うものであり、
人間が人生を通して最も必要な心構えであると考えています。
愛恵保育園にしあらいでは、抱きしめたり、抱っこをしたり、ほおずりをしたり、ひざに座らせてあまえさせたり、たくさんのスキンシップをとり、子どもたちがお家でお母さんと一緒にいるときのような、くつろいだ和やかな雰囲気と感覚を大切にしていきたいと思います。
また、子どもたちの話をよく聴き、温かな言葉がけや会話などのハートフルなコミュニケーションを通して、自分や他人を好ましく思える心が育つように、スタッフ一同が愛情を持って保育を致します。
子どもたちに何かを教え込もうとするのではなく、大人である保育士が愛情を持って、チームワ-ク良く、明るく、親切に、礼儀正しく振舞い、より良いコミュニケーションを子どもたちと結ぶ中で、人間として大切なことを学んで欲しいと思います。
また、子どもたちは遊びを通して社会性を身につけていくものです。
遊びを中心として自由な選択肢のある保育という形をとることで、一人ひとりが自分で遊びを見つけたり、工夫したりするようになります。
保育園の中の時間では、勉強よりもまず「集中してあそぶ」や「友達と協力していく力」そして「自分で考えて行動していく力」を身につけて欲しいと考えています。